エリア&フィールド
前良川は、古見集落を挟んで流れる2つの川の1つで、両岸のマングローブ林や亜熱帯の植物を眺めながらカヌーやSUPを楽しむフィールドです。干潮時に現れる干潟では、カニをはじめとする様々な生き物を観察することができます。
上流から川沿いに森の中を歩くと、小さな滝があり、滝壺で水遊びをすることもできます。カヌーもトレッキングも比較的距離が短いので、半日程度で手軽に西表の自然を楽しむことができます。6月~7月には、早朝に川面に落ちるサガリバナを見るツアーも人気です。
古見集落の伝統行事の際には、ツアーが催行されないことがあります。
後良川は、古見集落を挟んで流れる2つの川の1つで、両岸のマングローブ林や亜熱帯の植物を眺めながらカヌーやSUPを楽しむフィールドです。干潮時に現れる干潟では、カニをはじめとする様々な生き物を観察することができます。
上陸できるポイントはなく、上流まで鳥の声や水の音を聞きながら、ゆったりと漕ぐことを楽しめます。6月~7月には、早朝に川面に落ちるサガリバナを見るツアーも人気です。
古見集落の伝統行事の際には、ツアーが催行されないことがあります。
古見岳は、西表島の最高峰(標高469.5m)で、相良川とユツンからの登山道で、山頂までアクセスすることができます。相良川からのルートは、徒渉を繰り返しながら山に入っていき、中盤に急登があります。登るにつれて視界が開け、西表の景色が見渡せる場所がいくつか現れます。山頂に程近いところにあるヒカゲヘゴの群落は、恐竜時代に迷い込んだような気持にさせる景色です。竹林を抜けて山頂に到着すると、登ってきた景色の先には新城島が見え、天候が良ければ石垣島まで見渡すことができます。
登山道は、迷いやすいところや、大雨が降ると増水するところもあります。
ユツン川(ユチン川)は、変化に富んだ地形を楽しむことができるフィールドです。河口域は海からカヌーでアプローチすることができます。歩いてアクセスできる下流の淡水域には、池のように水が溜まり、泳いで遊ぶことができる場所があります。近くにモダマやセイシカも見ることができます。
また、本格的なトレッキングができるルートもあり、中流域では大小様々なポットホールがある岩盤を沢沿いに歩いたり、登るにつれて豊かな植生を楽しむことができます。
このフィールドのハイライトは、「三段の滝」と呼ばれる文字通り三段に分かれた滝で、滝上からは海の先まで見渡すことができる絶景スポットになっています。
トレッキングルートは、迷いやすいところや、大雨が降ると増水するところがあるため、ガイド(竹富町観光案内人)の同伴を推奨します。近年、ガイドを伴わずに入って滑落して怪我をしたり、遭難する事故が多発しています。
ユツンの洞窟は、手つかずの鍾乳洞で、神秘的な洞窟探検を楽しめる場所です。洞窟の内部にはコウモリが生息しているため、春から夏のコウモリの繁殖期は入洞を避けるようにしましょう。
足場が悪く危険な個所があったり、野生生物への配慮が必要なため、ガイド(竹富町観光案内人)のツアーに参加することを推奨します。
大見謝川は、ダイナミックな景観が特徴的な渓流で、その地形を利用してキャニオニングと呼ばれる渓流アクティビティを楽しめます。キャニオニングは、沢を下りながら小さな滝を流れ落ちたり、深い淀みに岩の上から飛び込んだりする川遊びです。暑い季節には川の冷たい水が心地よく、自然を体感できる人気のアクティビティの一つです。
キャニオニングには、ライフジャケットやヘルメット、沢用のシューズなど専門的な装備が必要です。また、大雨が降ると増水の危険があるため、ガイド(竹富町観光案内人)のツアーに参加することを推奨します。過去には、骨折などの怪我や死亡事故が発生しています。
ゲータ川は、高低差の少ない沢沿いを歩いて行く、比較的歩きやすいトレッキングフィールドです。所々で川を渡り、水の音や豊かな植生を楽しみながらゲータの滝まで行くことができます。
最初の滝だけでも圧巻ですが、少し上がると二段目の滝、さらにもう一段上がったところに三段目の滝があり、その滝上から海の景色を眺めることができます。
上の滝に行くにつれて、滑落の危険性のある個所が増え、ヘルメットや沢用のシューズなど専門的な装備が必要となります。また、大雨が降ると増水の危険があるため、ガイド(竹富町観光案内人)のツアーに参加することを推奨します。近年、滑落して怪我をするなどの事故が発生しています。
クーラの洞窟は、手つかずの鍾乳洞で、神秘的な洞窟探検を楽しめます。亜熱帯植物の森を少し歩くと洞窟の入口が現れ、そこから3つの洞窟が連なります。比較的初心者向けのコースですが、ライトやヘルメットなど専門的な装備が必要となります。迷いやすい箇所もあるため、ガイド(竹富町観光案内人)のツアーに参加することを推奨します。
クーラ川は、静かな森の中を抜けていくフィールドです。比較的平坦な道をしばらく進むと、巨大な岩から流れ落ちるクーラの滝に到着します。滝壺は数人が入れるぐらいの広さで、泳いだり滝を直接浴びることもできます。カヌーやSUPで、川から滝にアクセスするツアーもあります。