全体構想・推進体制

竹富町では、西表島において豊かで貴重な自然環境が保全され、また適切に利用されることで、広く地域振興にも貢献するエコツーリズムを実現することを目的として、幅広い関係者が連携し、検討、合意形成を行うため、2019年10月に「竹富町西表島エコツーリズム推進協議会」を設立しました(協議会規約)。

この協議会には、学識経験者、地元住民の代表、地元関係団体の代表、ガイド事業者の代表、行政関係者が参加しており、西表島の自然環境の利活用に関する仕組みやルールを定める「西表島エコツーリズム推進全体構想」の作成・管理、その他、西表島エコツーリズムの推進や西表島の観光管理に関する様々な課題に取り組んでいます。

西表島におけるエコツーリズムの取組は、下図の体制で実施します。推進協議会のもとには、運営委員会、モニタリング評価委員会、各エリア等のワーキンググループ(WG)を設置します。運営委員会では協議会の検討事項全般に関する調整を行います。モニタリング評価委員会ではフィールドの状態等の調査結果をとりまとめ、評価や対応策の検討等を行います。各エリアWGでは、利用ルールの検討や運用状況の把握、ガイド事業者との連絡・調整などを行います。

体制図